目だつ少数に惑わされる

世の中、目立つ少数に惑わされるということが多いだろうと思っているけど、思っているよりももっと多いのではないか、と思った。
声を上げず見えるところで動きもしない人を気にかけるのは難しく、かつ大抵は徒労。それに対して極端な言動は良かれ悪かれ目立つ。
良いと感じることに迎合するのも悪いと思うことに反発するのも、ある程度集まれば集まったことによって引力を生じる。人為的にやったりも。
でも多分それより厄介なのが、誰かの blog とかを読んで「ふーん、そうなんだー」と思ってしまう人たち。噂話のように薄く広まって、「みんなの意見」を形成する。興味が薄いことについてしっかり考えるなんて人はそうそういないだろうから、みんなが言うのだからそうだろうな、と考える。
というようなことを取り留めもなく考えた帰り道。